学生時代に多種多様なアルバイトをしました
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非正規雇用のアルバイトで生計を立てること

学生時代に多種多様なアルバイトをしました アルバイトとして働くフリーターやニートの数は減少しつつありますが、それでも180万人前後の人がフリーターやニートとしてカウントされています。フリーターであれば、責任をそれほど負うこともなく、気楽に生活を送ることができるイメージがあります。バブル経済期は、季節労働者としての働き口も多数ありましたし、若い頃は身軽で、また病気もしませんので、それほど生活に困るということもありませんでした。しかし、経済不況により、契約終了後の次の仕事が見つからず、また職場の寄宿舎を渡り歩くといったこともできなくなったことで、住環境にも支障を来しています。

正規労働者とフリーターを比べれば、給与も違えば、昇給や昇格といった働くモチベーション、医療保険など、いろいろな部分で保障が異なります。生涯年収を比較すると、かなりの差が出るのではないかと思います。その一方で、せっかく就職したのに、早いうちに仕事を辞めてしまうという問題もあります。いわゆる3年以内離職というもので、七五三現象と言われるように、中卒で7年、高卒で5年、大卒で3年でやめてしまうというもので、本人にとっても、また企業にとっても大きな損失となっています。職業観の涵養を学生時代にもっと行わないと、今の事態は収束しないように思います。